北岳・早川尾根をからめて 後編(小太郎山) 

翌朝、早々2時半に起床
前日仕込んでおいたアルファ米の五目ご飯を無理やり口に押し込んでさっさとテントをたたんで出発
昨晩はにわか雨が降って、テントをたたく音が少しやかましかったが、睡眠導入剤のおかげで割とよく眠れた

今日の予定は北岳なのだが、本命は実は小太郎山

100高山に選出されている山なのだが、北岳の北に伸びる小太郎尾根の先っちょにある
ちょうど北岳と甲斐駒の間、野呂川の南にあたる
標高は2725m、こんな山は100高山でなければ登ることはまずなかっただろう

真っ暗闇の中、草すべりの急登を登る
1時間10分ほどで小太郎尾根の分岐に到着

ここから北岳へのメイン登山道を外れ小太郎尾根を進む
あまり訪れる登山者も少ないと見えて踏み跡は薄い

マーキングもそれほど多くはないので、おやっと思ったら大体道を外れていることが多い
道はは稜線通しについているが、巻くときは概ね西側に巻き道がある

ガスっていてよくわからないがおそらく前方には小太郎山があるのだろうけれど
先が見えてないので何度も偽ピークにダマされる

細かいアップダウンでヘロヘロになりつつ、ここがピークだろうと着いた先は
「前小太郎山」
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なんやそれー
一気に力が抜けた、前小太郎山なんて聞いてなかった
小さく山名表示板までつけられてる

周囲はガスで目指す小太郎山までどのくらいなのか見当もつかない
道はハイマツに覆われて朝露でぐっしょり、靴もズボンもびしょびしょだ
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少し道がひらけたところで前方にぼうっとした小高いピーク
これが本命か?とも思ったが前小太郎山のことがあるので、「きっとあれは偽ピークに違いない」
と言い聞かせてそーっとピークに近づく
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すると山梨百名山の見覚えのある標柱
あー、やっと到着した小太郎山
これで100高山99座目だ

展望が全くないので感動も今一つ
しばしの休憩の後、山頂を後にする
これから北岳にも登るのだ

小太郎尾根をピストンすると、ガスがさーっと晴れて右に仙丈ケ岳が見えてきた
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すると俺も俺もという感じで前方に北岳、左には鳳凰三山
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振り返れば甲斐駒ケ岳
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なんだみんないたんだ、という感じで南アルプス北部の名峰が次々と姿を現した
やっぱ山はこうでなくちゃね
まだ高曇りな感じだけど山が見えただけで気分は高揚してくる

小太郎尾根の分岐に戻ると上からも下からも登山者が現れる
さすが人気のお山、夏山はこうでないとね
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午前7時、肩の小屋に到着
ポカリスエットを買って一気に飲み干す
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さて次は北岳ピークだ
これが見えてて遠いのだ
最初に見えたピークはニセで、ちょこっと降って一登りで北岳山頂
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3年ぶりかな、2度目の北岳
お腹もすいてきたので、昨日買ったパンをかじって小休憩
意外と気温が低く汗冷えもしてきたので下山することにした
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下山は初めてのルート、八本歯のコルから大樺沢だ
八本歯のコルの分岐で待望の青空
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北岳バットレスの雄姿
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北岳のお花畑
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タカネビランジと間ノ岳
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やっぱ夏山はこうでなくちゃねー
大樺沢では絶滅危惧種のミヤマハナシノブ
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やっぱり花の北岳というだけのことありますね
今度はキタダケソウの時季に登ってみたいもの

二股では大勢休憩してました
ここから白根御池に行くもよし、八本歯のコルに行くもよし
北岳はルートが豊富でいいですね
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ずんずん降って広河原には11時過ぎに到着
予定より早くついてしまったけどうまい具合に北沢峠行きの臨時バスに乗ることができた
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いやー最後はうまく晴れてくれてよかった
今年のお盆休みは雨続きでスッキリしなかったけど、まぁなんとか雨をかいくぐって夏山満喫できました
来年の夏は5日間ぐらいの長期縦走を成功させたいと思います

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