白山南北大縦走 石徹白から白川郷へ ~前編~

今年開山1300年を迎えた白山
いろんなイベントが開催され、殊に今年は登山者数が多いらしい

自分もなにか記念になるような白山登山がしてみたいなぁと地図とにらめっこ
そうだ、距離が長くてこれまで敬遠してたけど、赤線の登山道では一番距離の長い石徹白道から北縦走路へ抜けるのはどうだろう

ヤマプラでシミュレーションしてみると総距離は47.76km 累積標高は上り3602m、下り3855m
コースタイムの80%でも総行動時間は20時間を超える

それに加えて悩ましいのが交通機関
登山口と下山口が南北に離れているので車を取りに戻らなくてはいけない
これが悩ましい

登山口である石徹白を通るバスはただ一つ白鳥交通のオンデマンドバス
始発は美濃白鳥駅を朝の6時に出る、終点の石徹白(上在所)には6:45に到着
ここから登山開始となる

車は美濃白鳥駅近くに駐車スペースがないか、Google ストリートビューで丹念に探すと
近くに公共の建物があってそこの駐車場がどうやら使えそうだということが分かった
これで出発地点はなんとなかりそう

で今度は下山してから
下山地は白川郷、ここから白鳥へ車を取りに戻らなくてはいけない
国道156号線を路線バスの旅よろしくのんびりと走るバスがある
ところが、途中の接続が悪く、白鳥へ乗り換えする牧戸というバス停で7分差で接続できない

どうするかじっくり考えて出した結論が、郡上八幡までバスで行って、そこから電車(長良川鉄道)で白鳥へ北上する
どう考えても公共交通機関を使った方法はこれしかない
14:20 萩町(白川郷)
15:46 郡上八幡城下町プラザ
16:48 郡上八幡(長良川鉄道)
17:19 美濃白鳥

これで交通機関シミュレーションはパーフェクト
天気予報もバッチリの8月最終の週末
満を持して白山南北縦走に挑んだ

前日の雨が明け方まで残り、美濃白鳥駅へ向かう九頭竜湖辺りは土砂降りの雨だった
美濃白鳥駅に着くころには雨も上がり、これから晴れる予報を信じ駅でバスを待つ
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バスはこじんまりしたマイクロバス、乗客は地元のおじさんと、石徹白に住むおばあちゃんに会いに行くという小学生の女の子と自分の3人だけ

バスは山道をゆらゆらと進んでいく、石徹白到着予定は6時45分
この45分間を利用して昨晩の睡眠不足を解消、こんな時間でも寝るのと寝ないのとでは大きく違うのだ

バスは定刻通りに終点の上在所に到着
目の前には白山中居神社
杉の巨木が立ち並ぶ参道を抜けて、神社本殿に山旅の安全を祈願する
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登山口までは舗装された立派な道をひたすら8㎞進む
昨晩の雨で道路はところどころ流水
他に登山者はゼロ、見かけたのは渓流釣りの釣り師だけ
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やがて登山口が見えるころにはすっかり青空
8時10分、登山口で登山届を提出し、水も補給していざ出発
ほどなく石徹白の大杉が出迎えてくれる
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おたけり坂の急坂を登りきると神鳩ノ宮避難小屋
きれいな小屋ですよ、水場はちょっと下の方にあります、急な道だったので確認してませんけど
トイレは携帯トイレブース、きれいなんだけど登山前半で利用するとずっと持ってなくてはいけないので大変かもね
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避難小屋からは傾斜も緩くなり樹林帯の稜線
その先に最初のピーク、銚子ヶ峰が見えてきた

10時20分
銚子ヶ峰に到着、はるか向こうにはこれから向かう1~3ノ峰、そして別山が見える
縦走路は続くよどこまでも、それにしても人に会わない
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11時10分
一ノ峰
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11時35分
二ノ峰、ここはピークを巻いていて三角点がどうやら藪の中にあるらしいのだが、踏み跡が薄くて
藪漕ぎがひどいのでパス、三角点ハンターでもないしね
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二ノ峰と三ノ峰の間には水呑釈迦堂跡という昔の室?の後
水呑みというだけあって、近くに水場があります、この水場は流れは細いですが冷たくて美味
渇水期は要注意ですね
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12時15分
三ノ峰避難小屋に到着
ここは7月にも訪れていて、ここから先は一度歩いたことのある道
前回もいいお天気だったけど、今回も天気に恵まれている
登山道の草刈りの人たちが4人くらい、草刈り機を肩にかけて一生懸命刈っておられた
どうもありがとうございます、おかげで安全に歩けます
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12時20分
三ノ峰、ここから先別山平まで細かいアップダウンを繰り返していく
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13時10分
別山平、御手洗池とそれに映る逆さ別山が美しい
景色はいいし風は気持ちいい、申し分なしです
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13時45分
標高2399m、別山に到着
ここから見える白山は実にすばらしい、砂防新道や観光新道だとこのスケール感は感じられない
別山だからこその白山の雄大さを実感
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15時00分
別山からは右側に別山谷に切れ落ちる大屏風と呼ばれる稜線を歩き油坂の頭に到着
ここから先は南竜ヶ馬場に向けてジグザグのガレた道をひたすら降る
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15時40分
ようやく今日の野営地、南竜ヶ馬場に到着
さっそくツエルトを張って、南竜山荘にテントと予約していた夕食の受付を済ませる
今回は荷物を軽くするために夕食は小屋飯のお世話になることにしたのだ
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17時30分
今晩の小屋飯はブリの煮つけとカレー
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妙な取り合わせだが、カレーは鍋が空っぽになるまでお代わりし放題
お腹いっぱいになってテント場に帰るとちょうど夕暮れ時、すばらしい夕焼けに感動しつつ
翌日のロングトレイルに備え早めに就寝した
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大縦走は後編へと続く

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