北岳・早川尾根をからめて 前編

毎年恒例のお盆休み長期縦走
これまで、槍穂高やら南アルプス深南部やらこってりと内容の濃い縦走をしてきた

今年も表銀座と裏銀座を4日間で一気に駆け抜ける計画をしていたのだが、いかんせん天気予報が悪い
梅雨も明けたというのに毎日雨続き

お盆休みの8月11日からも全然よくなる気配がなくて
結局、8月13日から2日間で北岳に登ってくることにした

まぁ今までも登ったことはあったのでイマイチ新鮮味には欠けるのだが
百高山のうちアサヨ峰と小太郎山が未踏だったのでここを登るついでに北岳もということに

仙流荘から北沢峠行きのバスは定刻が6時05分
だけど混んでる場合はそれより早く臨時がどんどん出る
ところがこの日はいつまでたっても出ない、??と思ってたら
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「南アルプス林道で昨晩の大雨で一部土砂崩落、土砂除去作業のため一時運行中止」
とのアナウンス
大丈夫??、バスは出るのかな?と思っていたら、なんとか除去作業は完了し、定刻よりも10分くらい遅れただけで始発のバスが無事発車しました
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「定刻よりも遅れたので飛ばしますよー、なので今日はアナウンスは一切しませんから―」
と言っていた運転手さん、結局最後までしゃべりっぱなしの面白い運転手さんでした

バスは運転手さんが飛ばしてくれたおかげで定刻より遅く出発したにもかかわらず、到着時間はほぼ定刻
さすがベテラン運転手さんでした
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しかし、全体的にはどよんとした曇り
昨日の雨の残りでじめじめした登山道を栗沢山に向けて登っていきます

仙水峠に向かう道は甲斐駒へ登る人で賑わってますが、ここ栗沢山に登る人はほんと数えるくらい
実際かなり急登ですし、ヒルなんかもいたいりしてあまり気持ちのいい道ではないですね

ようやく森林限界を越えたかなーってあたりで栗沢山のピークに到着
さすが南アルプス森林限界が高いです
もう慣れましたけどね、最初は北アルプスとの違いに戸惑ったものですが
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宇多田ヒカルの天然水のCMで一躍有名になった栗沢山ですが、この日はだーれもいない ポツン
そらそうだわな、展望まったくないもんね
さみしい栗沢山をさっさと後にし、百高山のアサヨ峰へと縦走します
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このネーミングはなんなんですかね?カタカナだし、女性の名前みたいだし
と思ってWikiで調べてみると 「朝早くから日が当たる山」という意味 らしいですね
それでアサヨ? まっいいか 細かいことは気にしない
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でアサヨ峰ですけど、ここでも山頂はガスの中、晴れてれば南アルプス北部の山々が一望らしいんですが
お隣の甲斐駒さえ見えません

これは待っていてもとても晴れそうにないので、早川尾根を広河原峠に向けて進むことにします
しかし、この早川尾根、ただでさえ人の少ない南アルプスでもさらに地味な区間
全然人に会いません

アサヨ峰から1時間15分くらいで早川尾根小屋に到着
以前は営業小屋だったらしいんですが、現在は管理人さんが体調不良とかで数年前から避難小屋になってました
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中はかつて営業小屋だった面影があり、寝具類は揃ってます、でも干したりはしてないでしょうけどね
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小屋の横はテント場、ここは普通に使えます
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水場はどこにあるのかよくわかりませんでした
トイレは農鳥小屋よろしく垂れ流しです、南アルプスらしいですね
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早川尾根小屋を後にし、少し降ると広河原峠
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広河原峠からさらに1時間で広河原に着いた
一気に人気が多くなり、文明の匂いがする

広河原山荘で小休憩した後、白根御池小屋に向かって急登を登る
かなり疲れていて少し登っては休憩の繰り返し
急登から解放され道がトラバース気味になってきたころに霧の向こうに白根御池小屋が見えた
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今日はここでテント泊
小屋で買ったカップめんにアルファ米五目ご飯の夕食、なんともわびしい
とりあえずお腹いっぱいにして即就寝、周囲のテントはまだ賑やかだけど、明日の朝も早い
睡眠導入剤を飲んだら、知らぬ間に眠りに落ちていた
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後編へと続きます

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